なぜカフェなの？
リフォームのお仕事をさせていただいていつも感じるのは、
ちょっとしたことで工務店に相談するのは気がひける、相
談すると色々とあとが面倒になるようで不安。と言った工
務店のイメージが持つ「敷居の高さ」でした。
工務店の敷居が高いせいで相談に行けず、だからと言って
自分でDIYもできず、長年「不便だなー」と思いながらも、
ずっと我慢していたお客様の多いこと…けれど「もう限界！
たまらず電話しました」という私たちにとっては何とも悲
しいお客様の声を耳にします。
そんな時、あーお客様がもっと気軽になんでも相談できる
町の大工さんのような工務店になりたい！自分達の技術で
もっともっと沢山の人たちの困りごとを早く解決できるよ
うになりたい！と思うのでした。
お家とはお客様にとってずっといる場所、帰る場所、人生
を送る場所であり、財産でもあります。長い間使って問題
が出たり、生活スタイルが変わることで不便になったりと
お客様それぞれの事情によって、家との付き合い方もそれ
ぞれに違いうものです。同じような案件でも細かくお聞き
すると、お一人お一人悩みは違うのです。
そのことを一つ一つ丁寧に伺って、分かるまで伺って、最
後まで伺って、大工が自慢のふくろ工房だからこそできる
独自のご提案をさせていただくこのことが一番大切だと常
日頃考えています。
ただ…一度お仕事をさせていただいたお客様からのご紹介
などで、直接お会いしてご説明すると、ふくろ工房をよく
分かっていただけるのですが、お会いできないお客様へは
広告などを通じて、いろいろと表現してはみるものの、な
かなか私たちの思いは伝わらないのもです。
ではどうすれば私たちの思いが伝わるんでしょう？
そこで思いついたのがカフェだったんです。
その頃ちょうど、事務所の打ち合わせコーナーが手狭にな
ったので、事務所一階倉庫を片付けて、商談ができるショ
ールームを作ろうということになりました。
あっ！！これです、これなんです。
ショールームをカフェのように誰でも利用出来る場所にし
て、自分たちのことを知っていただける資料をたくさん見
てもらえるようにしたら、営業とか気にせずお茶のついで
に、お客様ご自分のペースでふくろ工房を知っていただけ
るのではないでしょうか？
「こんな小さな工事でもしてくれるんだ」とか、「この施
主さんうちと同じ悩みだけど、こんな風に解決できるんだ」
とか、くつろぎながら、楽しみながらリフォーム事例を知
っていただけます。
カフェですがもちろんショールームでもあるので、商談だ
ってできます。事務所スタッフも自然に出入りしますし、
お茶のお客様に混じってリフォームの打合せもお店の片隅
でしていたりします。
ふくろ工房って「こんな人柄（会社柄）なんだ」とか、
「こんなことが得意なのね」とか、打ち合わせの雰囲気を
見ると分かりますよね。
いろいろわかって納得したら、その場で相談もできるし、
もちろん雰囲気を見てお茶だけ楽しんで帰ることもできる。
気の合う仲間とお茶に来て、ふくろ工房の雰囲気が伝わる
空間で盛り上がってもいただける。そんなことができたら、
きっと自然に私たちふくろ工房の思いも伝わるし、もっと
お客様と親しくなれるかもしれません。
これが夢カフェのコンセプトです。
リフォームにご興味があってもなくても、お茶が飲みたい
だけでも、大切なのはふくろ工房においでいただくこと、
そしてこの空間を見て触れて知っていただくことなんです。
使い方はお客様次第、こんな夢カフェを是非一度体験して
みてくださいね。
スタッフ一同、こころよりお待ちしております。